多彩に発達と変身を遂げる家紋

変形にもパターンがある
家紋にはそれぞれのプロトタイプ(原型)がある。
菊、梅、桜、桔梗、藤、などの花紋は、自然な花の形の美しさを写実的に形象化し、次第に図案化している。


桐、蔦、柏、葵、片喰、沢瀉の植物紋も葉や花の特徴を、率直な目で直截簡明に写し取り、端正優美なフォルムに定着させている。
これが、いろんな理由から変化し、多彩なバリエーションを生み出す。


家紋の数は、家の増加に従って多くなるが、単なる模様のように、無限に、不規則に増加していくわけではない。
そこにはおのずと変化のルールがあり、定型化されたパターンがある。



家には先祖があり、本家・分家の区別がある。
家紋は家の紋章であるから、分家は、しぜんと本家の原型としての家紋を受け継ぎ、その一部を変更したりして、自家の定紋を定める。



この両者は似ているが、完全に同じではない。
遺伝のようなものだ。が、いつの間にか系統ができた。
中には新作もあり、突然変異も起こる。しかし、これらもまた大きなルールの中に織り込まれていく。



原型の外側に丸や角を付け加えるのも一つの方法である。

これは紋の周りを丸や角で囲ったり、剣や蔓などを付け加えたやり方、こうすればはっきりと区別できるうえ、本家の原型を残すことが出来る。


例えば「片喰紋」に丸をつけて「丸に片喰紋」とか、「五三の桐紋」に丸をつけて「丸に五三の桐紋」などこのようなかたちで変化していった家紋は沢山存在する。

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sn_itmfv_l at 23:42│clip!家紋 | 武将