家紋の大きさは時代で変化

家紋の大きさには、標準寸法がある。


旧尺貫法でいうと、男の定紋の場合、一寸描きの九分仕上がり、すなわち直径約3センチの円の中に、約2.7センチの大きさで染め出す。


女紋は、直径2センチ大の円形がふつう、これだけは男女同権とはいかない。

家紋の寸法は時代によって変化している。


将軍呉服方の「留書」によると、家康、秀忠、家光三代の大きさは裃の場合一寸四分五厘。


それが華美を誇る元禄の五代綱吉の時代になると、小袖で二寸にもなっている。


家紋のもつ意味と権威によるが、当時はそれほど尊重されていたことになる。



当社で作る家紋入りネクタイの場合も、大体はこの線に沿って大きさを決めていますが、複雑な家紋の場合はこの大きさでは家紋がつぶれやすくまた見えにくいために最大3.5センチまで拡大する場合があります。



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