衣服と家紋の関係とは?

現在の礼服に見られる家紋


家紋が使われる最もポピュラーな例といえば、やはり呉服のいわゆる紋付につきる。
男女それぞれについて少し詳しく見てみよう。


婦人の場合、正装は「黒留め袖の五つ紋」とされているが、「留め袖」というのは礼装用の黒地裾模様の着物のこと、”振袖”に対して背丈が短く(一尺五寸=約45センチ)、結婚後、振袖のたもとを留めて着用したので、この名がついた。


黒留袖と色留袖があり、生地に色の付いた裾模様が色留袖、黒の方が正式である。
ともに全体に模様の入った豪華な訪問着より格は上である。


さて家紋であるが、式服に据える家紋は、五つ紋、3つ紋、1つ紋の違いがある。
正面の両肩下(胸の上)、背中、両袖裏側中央の五ケ所に据えるのが五つ紋である。

もっとも格式の高い礼服、黒留袖の場合に用いる。
三つ紋は背中と両袖で、色留袖や色無地の準礼服となる。


披露宴に招待されたときや、子供の入学式などに着る。背中に一つが一つ紋で、気楽なパーティーまで広く着られるら略礼装に当たる。

sn_itmfv_l at 16:14│clip!家紋&コラム | 紋章